イトオテルミーについてito-thermie
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イトオテルミー療法therapy

イトオテルミーは、1929年に伊藤金逸医学博士によって考案された日本発祥の温熱刺激療法です。
特別な器具と厳選した数種類の漢方を線香状にしたテルミー線を使用して、その薬草の成分と熱を肌にあてることで身体に温もりと刺激を与えます。
この熱が血行促進や自律神経の調整などに働いて自然治癒力を高め、病気の予防、疲労回復、健康増進を図ります。
実際に当施設で利用されている方の中でもテルミーを続けることで、なかなか寝付けず体の不調を訴えていた方がリラックスして眠れるようになったり、人工透析間近の状態だったところから少しずつ回復して透析生活から免れることができた方だったり、要介護度が4だった状態から要介護度2まで回復された方もいらっしゃいます。
イトオテルミーの治療効果と適応疾患について
テルミー線の熱と煙の効果について
イトオテルミーには以下のような効果が期待されています
・血行促進:血液やリンパの流れを改善し、新陳代謝を活発にします。
・疲労回復:筋肉のこりや疲れを和らげ、リラックス効果をもたらします。
・痛みの緩和:神経痛や筋肉痛などの痛みを軽減します。
・胃腸の働きの活性化:消化機能を助け、胃腸の調子を整えます。
・自律神経の調整:自律神経やホルモン分泌のコントロールし、ストレス緩和や睡眠の質向上にも寄与します。
テルミーの適応疾患
自律神経失調症候群
・慢性気管支炎、じんましん、湿疹、皮膚炎、月経障害など
不定愁訴症候群
・首や肩のこり、四肢のしびれ、冷え、頭痛、便秘、腰痛など
廃用症候群
・体を動かさないことによって起こる、体の不調や障害。床ずれも。
イトオテルミーのやり方、手順について
冷温器の内管にテルミー線を装着し、テルミー線を点火して外管に挿入した、温かい棒状のものを2本を1セットにして、身体に接触させマッサージを行います。優しくおだやかな温もりで刺激を与えます。
利用者様の声
ケース1
透析が必要でしたが、続けることで透析生活から離脱することが出来ました。
ケース2
要介護4の人が3へ、要介護3の人が2へと、介護度が変わりました。
漢方なのでにおいがちょっと厳しいという方もいらっしゃいますが、継続していただくと3か月~半年ほどで腰痛や肩の痛み、透析が必要な症状が和らいできます。においがつらくても、それでも楽になる、症状が良くなるからやりたいという風に仰られる方が多いです。